資金調達について
AIを用いたファッションコーデの解析技術を活用し、トレンド予測やアパレル企業向けの商品企画サービスを開発するファションポケットが8月17日、東京大学エッジキャピタルや千葉功太郎氏らを引受先とする第三者割当増資により約2.6億円を調達したことを発表しました。
今回のラウンドは同社にとってシリーズAにあたるものであり、シードラウンドからの累計調達額は3.5億円になるといいます。
資金調達の目的は、開発人材を中心に組織体制を強化し、学習データの整備を進めることとしています。
ファッションポケットについて
同社では、AI・IoTをグローバルでリードし、多様な産業におけるAI活用や事業化を支援しており、BtoB、BtoCの両面からサービスを提供してファッションやライフスタイルを革新することを目的としています。
具体的なサービスは以下の様になっています。
- 成熟したアパレル業界に着目し、AIを用いてファッション・コーデの解析技術を活用したファッションのトレンド予測
- アパレルのEコマースやカスタムオーダー
- アパレル企業の需要予測やMD最適化、無人・省人店舗ソリューション
2月に大阪商工会議所、産総研AIコンソーシアム主催のAIビジネスアイデアコンテストにおいて、応募22社中、最優秀賞を受賞しています。
以下、同社のプレスリリース一部抜粋
ファッションポケットは、画像・映像解析に関する多様なAI技術を独自に開発・保有しております。また、需要予測やMD最適に向けた時系列分析のAI技術と組み合わせ、顧客企業の多様なニーズにお応えします。